カフェの経営

カフェの裏側について嘘偽りなくお伝えします

欠点豆

欠点豆



コーヒー豆には、欠点豆と呼ばれるものがあります。

と言っても、通常販売されている焙煎されたコーヒー豆には含まれては無いです。

たぶん…

というのは、しっかりとハンドピック(欠点豆を取り除く作業)されていない場合もあるからです。

大型の焙煎機がある所では、基本的には機械で取り除くところがほとんどだとは思いますが、私のような個人店では、仕入れたコーヒー生豆を焙煎前にハンドピックしなければ、虫に食べられてしまったお豆などが混入してしまいます。

なので、毎回必死にハンドピックしています。
少しずつ慣れてはきましたが、当初は200gの生豆のハンドピックするのに、数十分も掛かっていました。結構大変なんですよね…><
でも、この欠点豆が少しでも混入することで、コーヒーの味に大きく影響をしてしまうため、手は抜けません。いや、抜きません。

ハンドピックを終え、焙煎。

そして、焙煎してから、またハンドピック。(ちゃんと手袋付けてますよ)

焙煎した後にしか判別できないお豆と、生豆の時点でハンドピックできなかったお豆を最終確認しながら、選別しています。

そして、ようやく皆様にお出しできる、新鮮で雑味のないコーヒー豆が出来上がるのです。

写真は例の欠点豆たちです。
お豆たちには罪は無いのです。
捨てるのは、とても心苦しいので、何か有効活用ができないか検討中。。。

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