先日はお休みを頂き、日本スペシャルティコーヒー協会主催の競技会予選に参加して参りました。
焙煎の技術を争う競技で、当日用意された生豆(焙煎前の豆)をその場で焙煎して、
後日、その焙煎豆を評価して順位を決めるというものです。
60分の時間を与えられ、その時間内で何回か焙煎し、その中から自分が良いと思う豆を選んで提出します。
今回は全国から40名のロースターが参加し、予選を突破できるのは6名です。
競技会内容は以下のような流れです。
まず、当日まで使用する生豆は分かりません。
なので当日1回焙煎してみて、その豆がどんな素質を持っているかを判断します。
判断するために、焙煎直後にカッピング(味を見る作業。テイスティング)を行います。
カッピングの後、2回目の焙煎からその豆に合った焙煎に変更していきます。
60分という限られた時間なので、焙煎とカッピングを同時進行していかなければならないため、時間はあっという間に過ぎていきます。
私は3回焙煎し、都度カッピングしながら味の調整をしていきました。
なかなか思った通りにはいかなかったのですが。。。。
最終的に、その3つの中から良いと思うものを提出しました。
競技が終わると、集中しすぎたのか、ほぼ放心状態に。。。(^^;)
今年は実は、このような競技会にどんどん参加していこうと思ってます。
何故かというと、自分を追い込むため!!です。
競技会で良い結果を目指すことも大事なのですが、それよりももっと意味のあることは、競技会、当日までに色々と考え研究を重ね、練習することだと思っています。
今回も(まだ予選の結果は出ていませんが)競技会に向けた練習の中で新たな気付きが生まれ、販売している焙煎豆にもその成果を反映しています。もちろん、より美味しくなりました(^^)
なかなか自分の技術を、自分だけで磨いて高めていこうと思っても、限界もあります。
今年は様々な刺激を受けつつ、そしてそのような刺激を受けやすい環境にしていこうと。
店舗をお休みにしてしまうことは、大変申し訳ありませんが、
より美味しいコーヒーの味作りのため、
ご理解の程、どうぞ宜しくお願い致します。
7月にも、もう一つの競技会に参加予定です。
また近づいたら告知させて頂きます。m(_ _)m
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